ハーレーのツインカムエンジンは、名前の通りカムシャフトが
フロント&リアのシリンダーに各一本づつあり、EVOまでの
エンジンとこの辺りの構造がまるで違うのですが、
メンテナンスに費用が掛かる構造ではないかと思います。
OHV2バルブのエンジンで何故2本のカムシャフトが
必要なのか?
ともあれ本題の件ですが、TC88のカムチェーンテンショナーは、
強い力でチェーンのたるみが出ないようにばねの力でチェーンを
押さえてる構造でテンショナーの先端にチェーンが痛まないように
プラスチックの部品をチェーンに当てているのですが、
これが弱くて走行距離を重ねていくとすり減って粉々に・・・・
エンジン分解修理といった具合になりかねません。
そこで画像のものは、チェーンを使わずに駆動させる
ギヤカムに交換です。
この部品も賛否両論ありますが、100馬力以上を狙うような
チューニングを腰上だけで考えてる、またはハーレーでも
ネイキットのオートバイのようにぶん回して乗られるような
乗り方をしない限り、オススメのパーツのひとつです。
話すと長くなってしまうので、これくらいにしておきますが、
TC88で走行距離が5万キロに近くなっている方は、
転ばぬ先の杖で、最小限でもカムチェーンテンショナーの
交換をオススメします!